2 ucodeのライフサイクル
ucodeがまた未使用の状況から,割当・発行などの手順を経て実際に利用されたあと,破棄されるまでのライフサイクルを次のように定義します(図 2).
- 未使用(Unused)
まだ利用されていないucodeを,未使用(Unused)状態といいます.
- 予約(Reserved)
ユビキタスIDセンターが,特定の利用目的のために将来割当を行う領域として確保したucodeの状態を,予約(Reserved)状態といいます.未使用状態のucodeを予約状態にする手続きを,予約(Reservation)といいます.
- 割当(Allocated)
ユビキタスIDセンターが利用者に対して発行の権限を付与したucodeの状態を割当(Allocated)状態といいます.未使用状態または,予約状態のucodeを割当状態にするための手続きを割当(Allocation)といいます.
- 通常,ユビキタスIDセンターは利用者に対して,連続するucodeをまとめて割当てを行います.この割当のための連続するucodeのまとまりが,ドメイン(Domain)です.
- 利用者はucodeの割当を受けると,ucode解決サーバ上のそのucodeの解決エントリを登録する権利が得られます.
- 再割当(Sub-Allocated)
利用者が割当を受けたucode空間の一部を,他の利用者に再び割当てた状態を,再割当(Sub-Allocated)状態といい,このような手続きを再割当(Sub-Allocation)といいます.再割当を行う事業者をucodeプロバイダといいます.
- 発行(Issued)
利用者によって利用可能にされたucodeの状態を,発行(Issued)状態といいます.利用者が割当状態または再割当状態のucodeを発行状態にする手続きを,発行(Issue)といいます.
ucodeを発行するためには,(1)ucodeを格納したucodeタグを生成し,モノや場所にくくりつけて,しかるべき人からアクセスできるような状態にすること2,及び(2)ucode解決エントリを登録する作業の双方が完了する必要があります.
- 破棄(Destructed)
そのucodeが利用できない状態を,破棄(Destructed)状態といいます.発行状態等のucodeを破棄状態にする手続きを破棄(Destruction)といいます.ucodeを破棄するためには,(1)そのucodeが格納されたucodeタグの物理的破棄と,(2)ucode解決エントリの登録データを削除する作業の2つを完了する必要があります.
脚注
- ... ucodeを発行するためには,(1)ucodeを格納したucodeタグを生成し,モノや場所にくくりつけて,しかるべき人からアクセスできるような状態にすること2
- 具体的には,ucodeをucodeQRコード表現[4]した画像を印刷し,自分の持ち物に貼り付けたり,ucodeをRFIDに書き込んで場所に取り付けたりする作業を指します.
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